【碓井英一さん】

雑居まつりは、1976年にはじまりました。雑居まつりをつくった人たち、立ち上げに関わった人に話を聞きました。(「雑居まつり40年のメッセージ」に収録)

碓井英一さん

(今年雑居まつりが40周年を迎えます)
うれしい
信じられないよ

第1回は今の総合福祉センター、あそこでやった

(総合福祉センターってもうあったんですか)
ないよ、ただの空き地だよ
まさかこんな続くと思ってなかった

本当は、今は町田に行っちゃった言い出しっぺの宮前さんが
「ボランティアと福祉を考える」木曜青年学級にいて
地域にきた彼にまずは会ってみたくて、だから始めた

ぼくは単に賛同者 ほんとは宮前さんが言い出しっぺ

(碓井さんはずっと世田谷にいますよね)
だってここにうちがあるもの しょうがないよ
他に行くところがない

(雑居まつりはこれからも続くと思いますか)
さあーね。みんながやることだから。
みんながやる気になれば
(僕は)もう燃料切れだよ。

僕らのあとは 後輩たちがどうするか
後輩たちがどうするか

ぼくは元々うちで本を読んでる方
そのような、僕のような障がい者はどうしているかなって。
どうしているかなって。

どうやって、どうして暮らしているか
それを知りたくてこの問題をはじめた

今はこうやって外を出歩いていられるけど
当時障がい者はまったく(外に)出てこなかった
はじめは新聞に投書してみんなを集めた
それが今から40年前。僕が35くらい

(さいごに一言)
長生きし過ぎた

みんなに、そうねえ・・・
ま、みんなが表現できる場を
もっと長く(続いて)いってほしいね。
ただそれだけ

みんな、みんな 雑居を手伝って
できる場ができればいい
今だからできる